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にゃんと喘いでくれるよね

第11章 猫と迷子





「あ!

ってか…妹さん…

あの後帰ってきた?」








「あの後…


あぁ…うん」








「よかったー!


めちゃめちゃ心配だったよー!」








ホッと息をつく白石。




あの後が…大変だったんだって。








「本当に?


心配かけてごめんな…」








「ううん!


あたしが悪いのに…申し訳ない…」








「そんな事…


あ…降りよっか」







ここからが長いこと


長いこと…(笑)






駅を出て学校まで歩く。





白石と肩を並べて。



まともに歩いた事なかったからか

少し変な感じがした。

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