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貴方に会えて…

第3章 修学旅行

夜中の3時くらいだったかな…
目が覚めたのは。
私は隣に並ぶベッドの方を向いていた。
目が覚めてベッドの間を見ると
迷彩柄の軍服姿の男の人が半透明で何かを探すように
あたりをキョロキョロしていたのが見えた。
一瞬で体全体に寒気が走り目が覚めた。
目をそらしドアの方を見たら、顔は見えないが
髪の長い少女と髪の短い少女の姉妹であろう姿の影がそこに立っていた。
ぞくっとして慌てて寝返りをうち反対方向をみて
頭に布団をかぶった。
布団の中で震えながら恐怖と闘った。

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