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貴方に会えて…

第3章 修学旅行

必死で寝ようと目をつぶったのだが、
なかなか眠れない。
怖くて怖くて仕方なかった。

本当ならここで輝の事を考えるのだろうが
私は違った。
なぜかここで、日向の顔が浮かんだ。
私は一生懸命、心の中で『日向助けて』と何回も何回もつぶやいていた。
私の記憶はここで途切れた。
気付けば朝になっていた。
きっと、寝たのだろう。
朝になり私は何度もドアの前とベッドの間を見た。
夢なのか本当に見たのか。わからない。

班の皆を起こして朝ごはん前の、支度をすることにした。

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