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苦い蜜

第8章 背徳感と快楽と


「あ、くるみ!もう体調大丈夫なの?」

「しおり、おはよ。寝たらなおっちゃった」

「よかったねー!あっ、昨日の部活で言ってたんだけど、今日部活ないんだってさ」

「え、そうなんだ…」


あたしは少し、いや、とてもがっかりした。

部活以外で先輩に会う術があたしにはないからだ。

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