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君がいるから

第3章 作戦

楽屋に戻り、ペットボトルの水を
一気に飲み干した

予定より早めに終わったからか
みんなはそれぞれこのあとに待つ
自由時間が楽しみなようで…

「ニーノ♪」
「うわ!な、んだよ!?」
「約束…よろしくねーっ」
「ん?まぁ…聞いてみるけどね…」

じゃ、と言ってそそくさと出ていった

まだ9時だもんね
みんな早く帰りたいよね

俺はこの前みたいに声をかけたいけど
ちょっと
まだ
ね…?

俺は…
俺の出来る限りのジラシのつもり…

今日はそばに行かないからね?(笑)

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