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君がいるから

第4章 強引に…

言いたそうなのに
言い出さない

キミはきっと答えを持ってる
それは…
俺がきっとうれしくなっちゃう
答えのはず

言えないのは
普通の恋愛ではないって
考えているからかな…?

そんなこと気にしないでくれたらいいのに
飛び込んでくれたらいいのに…

そう思いながら
震えている手を
そっと両手で包んだ…

「好きだよ…松下さん…」
「相葉さん…私…」
「うん?」
「私…は…」
「うん?なに?」

ゆっくりでいいからね…

「言いにくい?」
「言えない…です…」
「うーん…それは…残念だね…」
「ごめんなさい…」
「…俺の仕事のこととか気にしてる…よね?」
「えっと…」

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