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君がいるから

第4章 強引に…

私の仕事のこと…
アナタの仕事のこと…
考えると「好き」の2文字は言いにくいよ

本当なら

好きな人に
好きって言ってもらえるなんて
その人に私も好きって言えるなんて
スゴいことなんだから…

でも
ブレーキがかかってしまう

好きなのに
大好きなのに言えないことが
あるなんて思わなかった

「待ってていい?」

アナタがぽつりと言う

「松下さんが、俺のことどう思ってんのか答えてくれるの…待ってたいな」

「言いたくなったらすぐに言ってね」
「相葉さん…」

「ごめんは行こうね♪おいしいとこ探しとくからさ♪あ、これ貸して?」

そう言って
テーブルの上の携帯を手にとり
自分の携帯とクロスさせる

「ピッとね!!はい終了!番号だけだったでしょ?メールもしてね♪」

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