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君がいるから

第9章 どうする!?

私…

好きじゃなくて
帰らないでなんて言ったの…?

もー………

「相葉さん…私…帰らないでなんて言ったんですか…?本当に?」
「本当だよ♪で?で?好きだよね?」
「あの…」

アナタは手をぎゅーっとしたまま
私の顔を覗きこむ

「もう…言ってほしいのにな…美雪ちゃんの気持ち」
「私……」

手を払いのけキッチンへ逃げる
どうしよう…もう…逃げられない…
流し台に手をつき、はーっとため息をつく

「きゃっ!!」

アナタは私を後ろから抱き締めにきた

「逃げないでよ…俺からも…本当の気持ちからも…さ?」

「美雪ちゃん…大好きだよ…」
「相葉さん…私も…」

もう…
隠せない…

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