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君がいるから

第9章 どうする!?

ドキドキがおさまらない

抱き締められたまま
アナタの鼓動の早さを感じ
さらにドキドキしてくる

「ドキドキ…聞こえてる?」
「うん…すごく早いです…」
「美雪ちゃんがドキドキさせてるんだからね?」

少し身体を離して顔を傾げて
自分の方に向かせて
アナタが近付いてくる

チュッと唇に触れるかどうかの
軽いキスを何度も繰り返しては
「大好きだよ」と言い続ける

おでこをくっつけた距離で見るアナタは
本当に格好いい

私だけを見てくれているその目も
「大好き」と言ってくれる声も口も
抱き締めて初めて知った広い背中も

全部好き…

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