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君がいるから

第11章 音信不通…

森先輩が…もしかして…?と
思ったけど
私からは詮索はしないでおこう…と
決めた

話してくれるときは
きちんと聞けばいい

もし私が同じ立場なら
その方がうれしい…

スタジオに戻ってきた森先輩は
ちょっとだけ考えごとをしているようで
話しかけにくかった…
顔色も…悪い…!?

「先輩…大丈夫ですか?」
「あ、うん…」
「帰った方がよくないですか?」
「うん…先にあがる…ね…」
「はい、お疲れさまです。ゆっくり休んでください」

じゃあね…と言って
スタジオから出ていった先輩を見送って
私は収録が始まる前の
緊張感を味わう

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