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君がいるから

第1章 タレ目ちゃん

あっという間だった

あっという間にやって来て

あっという間に電話番号を言って

あっという間に私の番号もさらっていった

「仕事って割り切らないといけないのに」

思っていることと別の方へ
どんどん進んでいって
何を悩めばいいかもわからないよ…

とにかく…

今私のそばにいたアナタは
テレビで見るより
この前より
背が高く感じて…

初めて話した時より
声が低くて…

お茶らけた相葉ちゃんというより
相葉さん…と呼ばないといけないくらい
男の人だって…
そう思ってしまって

電話するよ…の台詞を
密かに期待して
勝手にドキドキしてしまった…

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