テキストサイズ

気泡

第1章 *…ココロン…*

ガチャ。


ひろ君が帰ってきた。


「おい。お前これに着替えて。
 あと化粧して。」

そぅいってひろ君は
あたしにワンピースと
化粧ポーチを渡した。


「…なんで?
 どこか連れて行って
 くれるの?」

「うん。そうそう。
 だから早く用意して。」


「はい。」


久しぶりに2人でお外デート♡
嬉しくてたまらなかった。



「…ひろ君。用意出来たょ。」


「うん。ばっちし。
 服ちょっとでかかったな…
 まぁいいか。
 ちょっと待ってて。」

そぅ言ってひろ君は
また外に出て行った。


久しぶりにおしゃれ出来て
ひろ君とお出かけで…
あたしはニヤケが
止まらなかった。


生きてる感じがした。


ガチャ。
扉の開く音。
ガヤガヤと男の人達の声。


あたしをみんなに
紹介してくれるんだと
さらに嬉しくなった。
そして少し緊張した。
人見知りだから。












エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ