
promise you
第1章 変わらない何かを探しながら
「あー!!またバイト落ちたー!!
もーまた探さなきゃー。はぁ」
もぅこれで三つ目。
パチンコ屋、居酒屋、コンビニ全滅。
「また一緒に探してあげるからー!」
「先輩~(泣)」
「よしよし」
この人はサークルの二年生のユキナ先輩。
私が1番信用し、頼りにしてる先輩。
「もぅやる気なくす~(泣)
なんか良いバイト無いかなー…」
「ぢゃぁさ、うちのバイト先来る??」
「え??」
「ユナなら大丈夫っしょ!一回だけ来て見なよ」
「えっとー…はい…」
「ぢゃバイト先に連絡しておくから明日とかで平気?」
「はい…」
「おけ!ぢゃ連絡しとくね!また連絡する!」
「あっ…!お疲れ様でした!!」
「おつかれー!!」
そー言って先輩は帰って行った。
「先輩のバイト先かー…」
私が悩む理由、それは
ユキナ先輩のバイト先がピンサロだから。
