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第2章 ブラウン



先輩を部屋に残しキッチンに向かう


美味しい料理食べてもらわなきゃ


冷蔵庫の中を見て親子丼を作ることに決めた



先輩はご飯を食べる為とはいえ俺の家に来てくれた

俺は本当は後輩のことなんか好きになってなんかいなかった
ただ気になるだけ
でもそれ以上に先輩のことが気になっていた


何をしても完璧でかっこいい先輩は憧れでもあったが何かが違った
話すと胸が苦しくて、ドキドキして…
好きなんだって気づくのにそう時間はかからなかった



でも先輩だし遊びには誘いずらい
相談っていうことにして2人の時間が欲しかった


それだけだったのに
思いも寄らず俺の家へ
すげー嬉しい


出来上がった親子丼をもち先輩のいる部屋へいき先輩の前に親子丼を置いた


美味しいっていってくれるかな?
そう思っていたのに


「…を食べたい」


「え?」

一言目は美味しいではなかった
親子丼嫌いだったのかな?
俺は何ていったのか聞いた


「颯を食べたいって言ったんだよ!」


俺は押し倒された

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