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男子高校生が描くエロゲー

第1章 家族と俺


「なぁなぁ隼人ぉ!」

「なんだよ…宮」


ため息まじりの返事を返す。


「ほら!よくいく、吉村ゲームス!あの店なくなるらしいぜ?」

「え、まじ?」


いつもの長くも短い道路を2人で歩く。


「ま、最近不景気だし、仕方ねーんじゃねーの?」

「それもそうだけどさー…」


隣を歩く宮こと、宮星 隆は、鞄ごと手を頭の後ろで組みながら、

すぎていく色んな店をながめている。


「…ま、俺たちがガキだった頃からあったからなぁ」


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