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男子高校生が描くエロゲー

第2章 店で見つけた

「…あの、ゲーム見ていいっすか?」


「ん、あ、いいよっ!全然いいよ!
最後だしねぇ〜、割引だよ!割引っ!」


宮は自分からそういうと、ゴチャゴチャしている店内をスルスルすり抜けて行く。


「ちょ、待てよ…」

俺は宮の後を追った。


そこまで広い店内じゃない。しいて言えば、狭い方だ。

なのに、宮を追って棚と棚を抜けていくと、なんだか広く、遠く感じて、

なくなるのがすごくもったいなく感じた。


「あ、おい、宮…」


「ここな、昔から新作ゲームがすぐに入る穴場だったんだ。

この棚の、1番下のこの部分にしか、そのゲームがなくってさぁ!

ここの叔父さん、なにかとこの店で遊んでたんだよなぁ…。」


なんだか子供に戻ったみたいだ。

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