男子高校生が描くエロゲー
第2章 店で見つけた
カランカランー…。
茶色の扉を開ける。
「ん?…お客さんかな?」
そこにはショートカットの若い女。
「あ、ども…。」
声をかけられたから、一応あいさつ。
「…クスッ」
そんな俺たちを見て、その女が笑った。
「君たちでもう10人目くらいなんじゃないかなぁ…」
そう言って女は俺たちの横に立ち、店全体を俺たちに見せるように手を広げた。
「この古びた店に、君たちみたいな、なつかしそうな顔をしてくる人。」
どうやら、みんなここがやめると知って、俺たちのように来ていたらしい。