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男子高校生が描くエロゲー

第4章 なぞの男

ゴクリと唾液を飲み、隣にいる男を股がってベッドから降りる。


な、なにか……。

今の俺は全裸。つまりすっぽんぽんだ。

そんな状態で宮を起こしたり、リビングへ行くわけにはいかない。

「……これでいっか」

たまたま視界に入った制服のYシャツを乱暴に着た。

そして男が起きていないのを確認したら、「お、おい……」と情けない声を宮にかけた。


「ん……。んん……え…なんで隼人?」


目を擦りながら起き上がって俺を見上げる宮。


「俺ら、ゲームやりながら寝たらしい。ほら。」


宮の前にある、つけっぱなしのテレビを指差した。

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