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男子高校生が描くエロゲー

第5章 統夜


服を受け取った男は、きょとんとしながらこちらを見て、

俺と目が合うと、意地悪に笑った。


「なに~?
俺のこと気になるの?」


「そーゆー感じじゃない!

ただ、呼ぶとき困るだろ!」


必死になる俺を見てまた男は笑うと、今度は微笑んで


「俺は統夜だよ。
よろしくね、隼人くん。」


あ……



『ガチャ』

「おい、隼人!早くしねーと……」



腕を引かれたと思ったら、いつの間にか『統夜』の腕の中にいた。


あぁ、なんて落ち着くんだろう。


なんて考えてしまったんだ。

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