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男子高校生が描くエロゲー

第6章 男にドキドキ

ぐいっと腕を引っ張りて、いつの間にか統夜の横に座っていた。


「口開いて…?」

「え…?」

「はぁ……。こーやってやんの。」


顎を引かれて口を開けさせられた。

統夜はだんだんと俺に近づいてくる。


「え、え、ちょっ!」



『ピンポーン』


家のチャイムが鳴った。


「あ、んっ……」


くちゅくちゅ唾液と舌が口のなかで暴れる音。

生クリームと卵の味。
チーズの味もした。


本気でやればきっと、こいつなんか引き離せるはずなのになぜか……。

なぜかちょっとだけこのままでもいいか、なんて思ってしまっていた。




『ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポーン!』

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