無題
第5章 変化(後編)
昼休みになっても
未だに
雅樹に話しかけられずにいた郁也の元に
由美ちゃんから
メールが届いた。
珍しくきた一斉送信に
目を通して
驚く。
〈お久しぶりです。今日は前回合コンに参加した皆さんに提案があってメールしました。合コンに続いて二回目の交流会として皆でキャンプに行きませんか?返信お待ちしてます〉
チラリ
と勇二と飛鳥を見ると
バッチリと
目があった。
飛鳥は
満更でもない表情だが、
一番喜びそうな
勇二の方は
複雑な表情をしていた。
「郁也は行くか?」
「…ん~悩む…かな」
チラリ
と雅樹に視線を向けると
雅樹はさっさと
返信して
涼しい顔で
冷やし中華を食べていた。
勇二は
郁也と雅樹を見て
少し考えた後に
メールを打ち始めた。
どちらかと言えば
アウトドア派で
キャンプも好きだけど、
メンバーを考えると
どうしても
すぐに返信する気になれずに、
保留して
ご飯に集中することにした。
勇二は
メールを終えると
楽しそうに
昼食を再開した。
未だに
雅樹に話しかけられずにいた郁也の元に
由美ちゃんから
メールが届いた。
珍しくきた一斉送信に
目を通して
驚く。
〈お久しぶりです。今日は前回合コンに参加した皆さんに提案があってメールしました。合コンに続いて二回目の交流会として皆でキャンプに行きませんか?返信お待ちしてます〉
チラリ
と勇二と飛鳥を見ると
バッチリと
目があった。
飛鳥は
満更でもない表情だが、
一番喜びそうな
勇二の方は
複雑な表情をしていた。
「郁也は行くか?」
「…ん~悩む…かな」
チラリ
と雅樹に視線を向けると
雅樹はさっさと
返信して
涼しい顔で
冷やし中華を食べていた。
勇二は
郁也と雅樹を見て
少し考えた後に
メールを打ち始めた。
どちらかと言えば
アウトドア派で
キャンプも好きだけど、
メンバーを考えると
どうしても
すぐに返信する気になれずに、
保留して
ご飯に集中することにした。
勇二は
メールを終えると
楽しそうに
昼食を再開した。