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16歳に恋する23歳の俺。

第11章 慧side






ビクッと肩を震わせて

俺を見上げた優美花は





声を失ってただ大きな目を見開かせていた







「……優美花?」




俺が怖いのか


少し後ろに下がっていく





「これからどこ行くんだよ?」




下を向いて、一切何も喋ろうとしない



あぁ……


俺、完璧嫌われてる






ほっといた方がいいのに


なぜか俺は




優美花を車に乗せて



俺の家に連れていた




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