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真面目ちゃんの秘密

第8章 気まずい仲

亜子「はっ。えっ!?そ、そんなことないですよ?
別に……私は俊介くんに好きっていう気持ちを
抱いているわけではないですよっ!?」


雪見「うっそだー!!!!!!!!
そういう言い方するのって嘘が多いよね。
大体アニメとか漫画では。」


優奈「確かに……。怪しい!!」


亜子「アニメや漫画の話ですよ……////
私には私なりの反応(?)的なものが
ちゃんとあるん…………です。」


優奈「そういうもんなのかねー?」


亜子「は、はいっ!そうですそうです。」


もう無理。これ以上俊介の話してたら
頭が真っ白になりそう……。




なんなのよ?



なんで…………よりによってあいつのこと…………。






雪見「あ…………ちゃ~ん??」





もう……胸がドキドキうるさい!!




雪見「亜子ちゃんっ!!!!!!!」


亜子「ふぇい!?あ……すすすすすいません!!!」


優奈「さっきから呼んでたのにどしたー?
なんか顔赤いけど?熱とかあるの?」


亜子「熱!?そんなのないよ……。」




ドンッ




私たちが普通に歩いていると私が誰かに
ぶつかった。


亜子「あ、ごめんなさ………………俊介くん?」


ぶつかった相手は運悪く……俊介。
最悪。でも………………さっき通りすぎたはずだよね?
まぁ、前を歩いてて止まったってことはあるけど。


俊介「熱…………あんのか?」


俊介はこっちを向いて心配そうな顔で
見つめてきた。


亜子「ななななないですよ…………?心配……ですか?」


私がそういうと、俊介は…………………


俊介「別に…………そんなんじゃねーし///」






顔を赤くした。






亜子「て、照れ屋さんですね。心配している
のであれば、言ってくださいよ」ニコッ


俊介「だまれっ!」


優奈「ほんと、夫婦みたいに仲いいよね……。」


雪見「うんうん。なんでだろーね。
なんか二人が本当の夫婦に見えてくるw」


亜子「やっ、やめてください!
ひやかし……禁止。」

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