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記憶のカケラ

第5章 非日常


あのデート以来、俺達はなんの問題もなく過ごしていた。
むしろ、思いは募るばかりで、ただただ毎日の日々が愛おしかった。

結局商店街のこともあって俺達二人が付き合っていることは周りにばれてしまった。
予想通り家族達にはからかわれたけどみんな温かく見守ってくれていた。

気がつくと夏休みはあっという間に過ぎていて、9月に入り、学校が始まっていた。

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