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声をきかせて…

第4章 帰り道

私はドアを開け玄関でヒールを脱ごうとすると絆創膏に目がいった。

外では暗くて見えなかった細かい擦り傷が付いていたが絆創膏のおかげで嫌な気分にならずにすんでいた。

(ふふふ…
なんでわざわざキャラクターの絆創膏なの。
黒髪、眼鏡のクールな印象の…小野さんがこれを選ぶって…
ふふふ。)

私は、想像しておかしくてわらっていた。

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