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声をきかせて…

第9章 小野と佐々木の過去

自宅マンションまでのいつもの通り道を通ると今日は隣に小野さんがいないことを痛感させてくれた。

帰り道にある公園に寄りブランコに座って考えていた。

(聖夜くんって言ってたけど…付き合ってたってことだよね。
しかもまたヒナにって…。どうゆうことなんだろう…)

考えても考えても答えは出てこなかった。

小野さんに聞いても答えてくれないよな…とか考えながら下を向いていた。

すると誰かが前を通りすぎ隣のブランコがキィキィ…と音をたてた。

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