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声をきかせて…

第12章 独り言

日菜子は、家に帰りついてはもらったメールを読み返していた。


好きとは書かれてないけど…

私にはそれくらい意味のあるメールだと思った。

と…同時に、

佐々木さんと付き合ってた時もしゃべらない人だったのか気になった。

『けど…佐々木さんもずっと小野さんが好きって凄いな…。』

と思うと同時に私は独り言を言っていた。

佐々木さんは、清楚の言葉が似合う。

多分、男なら守ってあげたくなるんだと思う。

他の部所の人にも注目されているみたいだし…

けど、今日話して思ったけど…

佐々木さんは芯が強い人だと思った。

あの真美さんの気迫に物怖じせずだったから…。

今日は真美さんのお陰で佐々木さんと仲良くなれた気がしたし、何よりも小野さんと進展があった。


ただ絵文字だけのメールが文字になっただけなのに私はすごく嬉しくてしょうがなかった。

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