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Codaとfine

第1章 夢と奇跡

ミーンミンミンミージージージージ―
 「う…うるさい………セミたちよ沈まれ…」
 ドタドタドタ!!ガラッ!ドン!バサ!!
 「おきなさーい!!お兄ちゃん!!!朝よ!ラジオ体操始まっちゃうよ!!」
 「んーー…今日は、サボる……。」
 「ダメ――――!!ほーら行くよ!」
 うお!「腕引っ張るな――!!って俺パジャマだから!今着替えますから!だからはなせ!!」 
 「じゃあ早く着替えて!」わーったよ!
 「わかったから!腕放せ!」
 うるさい妹は、腕を放しそのまま玄関に向かった。「俺も早く着替えよ…」
 そろそろ自己紹介しよっか。
 俺の名前は夜崎勇気。スポーツと音楽が得意だ。一見普通の男子高校生だ。べつにフィーバーな人生送ってるわけでもなく金持ちでもない。そして今の季節は、夏!夏休み前の七月上旬だ。なのにすごく暑い……。
 今何度だー?……………………………………..32℃……..
どんだけ高けーーーんだよ‼って突っ込みたくなる。それに7月からラジオ体操しよ♡とか体育の先生いうし……。めんどくさいんじゃーー!!!なんなんだよ!ハートマークって!つーかお前男だろ⁉正直あの時男子みんなお前の事引いたぞ!(つい6日前)
それでこれから夏休み終わりまで土日とお盆を除いてやるみたいだ。めんどくせー
 「うしっ行くか!」俺は制服にきがえた。
 夏服って動きやすいよな。
 「ホラっお兄ちゃん、行くよ!いそいで!」あぁそうだったこいつは、俺の妹、真夏だ。このとうりうるさくてうざい正直俺はこいつの事は、嫌いだ。でも面倒見がよく優しいし可愛い、ショートカットでちょっとSっ気の性格だ。でも母親がもう一人増えたみたいでいやだ。ついでにスポーツもできるらしい
まぁ俺まで行かないがな。
 あと今は、寝ているが姉もいる。またそのうち紹介するよ。
 「「いってきまーす!」」
 「いってらしゃいきおつけてねー」
 母さんあなたがすごく優しく感じるんだけどなんで?
 「ほらお兄ちゃん!走れ―!」
 「へいへい」スゲーせっかちだな。
   

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