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Codaとfine

第1章 夢と奇跡

 キーンコーンカーンコーン
 「きりーつ礼!おねがいします!」
 「「それでは、授業をはじめま~す。1時間目は音楽なので少し発表がありまーす!」
 おーいつもより佳奈美先生は、ハイテンションですなー。
 「ジャカジャカ―――ばぁん!なんとわれら高等部でチームを作り、あっ五人組ね。発表会をしたいと思います!!それもあの伝説の川ノ上体育館で!!いえーいパチパチー!」
     しらーん
 「あれ?なんかいつもより静かだね」
 一人の女子がこう言った。「あたりまえです!!私たち18人しかいないんですよ!そこは、どうするんですか⁉」そうだな。普通に分けたら3人余るもんな。
 「あ、そこは、私と体育の先生が入るから安心してね。」そしたら20人か…。
 「具体的にどんな事やるんですか?」俺がきいてみた。
 「おー珍しくゆうくんが乗るきねー。えーとー楽器を奏でる、つまり演奏会みたいなことをするんだよ。楽器は制限なし!奏でられるものなら何でもよろしいよー。あと曲もえっちぃものGrotesqueなものじゃなければ何でもいいわ。」なんかグロテスクの所かっこよく言ったな⁉
 「それじゃあ一とうり話したところでチーム分けしたいと思いまーす!このくじをひいてくださーい!」
  『はーい』

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