
好きなんて言葉じゃ言い表せないくらい君が、
第1章 ミルクティーは砂糖多めで.
「お前、また告白されたんだって?」
隣にいる幼馴染みの佑樹が話しかけてくる
「まあ」
「なんでお前そんなにモテんだよぉお」
なんで?
教えてあげようか?佑樹
男はね、とっても単純で
ちょっと期待でもさせれば
ホイホイ告白してくるんだよ
面白いよね
「で、またお前は断った、と」
「まあ」
「死ね、マジ、死ね」
「生きる」
佑樹は私の幼馴染みでもあり、数少ない友達の一人
実は怒ると怖い
佑樹は私のなんでもわかってくれる
だから私も佑樹のなんでもわかってる
