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赤い恋 ~sho sakurai~

第4章 デート

俯き加減で私はチラッと翔ちゃんを見た。

翔「ははっ(笑)今の顔かわいいな(笑)」

もっもうやめろーーーー!

何?!私、このあと死ぬの?!

なんかすっごい不幸が待ってんじゃない?!

てゆうかコレは都合のいい私の夢だろ!

てか妄想?!

なんにせよ怖い!

あぁ…、私はきっと…………

翔「…い、結衣!」

結「!ぅえ?あっごめん、なに?」

翔「ううん。なんかすごかったから(笑)」
結「あっ、あ、アハハハ(笑)エヘヘ、ごめん(笑)」

翔「大丈夫?(笑)」

結「うん(笑)ごめんね」

危ない…、

考えすぎか…

結「翔ちゃんは雑貨店でほしいものとかないの?」

私は自分より少し背の高い翔ちゃんを見上げて聞いてみた。

翔「ん、俺は、…キャンドルとかあれば珍しいのとかほしい(笑)」

結「キャンドルってまたおしゃれだねぇ」
翔ちゃん…………私より女子力高いんじゃないの?!

ってゆうのは置いといて! 今すっごいいいかんじじゃない?!

私たちきっと…

翔「はたから見たら恋人だよね(笑)」

結「えっ!?」

なっ、翔ちゃんってメンタリスト?!

翔「俺ら(笑)恋人みたいじゃない?」

ニッコリ笑って翔ちゃんが聞いてきた。

結「そっそうなのかな?///」

翔ちゃんは…そう見えてていいの?

翔「そう見えててほしいなっ、なんちゃって」

クスクス笑いながら翔ちゃんが店内を歩き出した。

結「…………えっ、今のっ?」

翔「んー?(笑)(♪~)」

鼻歌て…………。

なんか…、流された…?

結「ねっ、翔ちゃん、今のな、」

翔「あっこれかわいくない?」

結「えっ、あ、うん、そだね。てゆうか、」

翔「♪~」

…………ハァ、も、駄目だ(呆)

結「…………もぉっ」

相変わらず素知らぬ顔で鼻歌を歌う翔ちゃんを小突いた。

翔「いてっ。なぁんだよ、このっ」

結「わぁっなに、やめてぇ(笑)」

翔「やめませんー(笑)」

なんだコレ(笑)

私らお店で何やってんだ(笑)

まぁ…………悪くないけど♪



結「あー♪楽しかったねぇ(笑)」

翔「ホントに?よかった(笑)」

私は雑貨店とかで買った物をブンブン降りながら翔ちゃんの少し前を行く。

翔「俺から今日誘ったのにさ、つまんなかったらどうしよっかなって思ってた」

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