スマイル ~*届3続編。気象・N*~
第8章 episode7~*恥ずかしい*~
唯「和くん」
和「んー?」
ゆっくり、ゆっくりと和くんに近づく
自分が照れてしまわないように注意しながら、互いの吐息が感じられるほどに近づく
和「姉さん、どうした?(笑)」
唯「和くんは、私のこと、ホントのホントに好きなの…?」
和「不安になった?大丈夫だよ俺は、「違うの!そういうことじゃ無いの。」
唯「私は、和くんのすべてにすっごくドキドキするのに、
和くんは、なんかいっつも余裕そうなんだもん……」
和「…しょうがないなぁ…」
唯「キャッ…」
和くんはギュッと抱きしめてきた
和「ほら、これでわかるでしょ。
俺だって唯ですっげぇドキドキしてんだって……
それを表情とかに出さないように頑張ってるだけなんだって………
俺、もしかしたら唯よりドキドキしてんじゃない………?(笑)」
和くんの鼓動の速さに少し照れくさくなって笑ってみたけど
思ったより和くんの表情は真剣だった
そこから2人とも話さなくなり、
とてもゆっくりな時が回り、
2人の鼓動が重なった時、どちらからともなく、深く深く口づけた