テキストサイズ

ふしだらと言わないで

第7章 ラブ・エッチ・スリル~あたしだけが特別な感情を~

「柚香首に捕まって」
「なに?やだ」
「部屋に運ぶだけだから」
「絶対やだ」
「柚香
約束する、俺を信じて」



………ずるい
あたしはおにぃを信じてる

から言うとおりにした

首に捕まる
抱っこされる

大好きなおにぃ…
でもそれは兄としてなだけ
決してオトコとしてじゃない

そう…だよね…?



何度もチューして幸せだった
舌を入れちゃったのは
彼氏にごめんなさいだけど

これ以上はだめ
絶対だめ

おにぃには悪いけど
カンペキ拒絶しちゃおう

うん






あたしが下ろされたのは
おにぃの部屋の
全身が映る鏡の前だった

あたしが手前で
後ろにおにぃが映ってる



「脱いで」
「は、はぁ!?最低…」
「柚香」



有無を言わせない
そんな気がした



「脱げ
でないと…」



おにぃの舌が
耳を犯して穴に入ってくる

火照った全身がゾクゾクして
甘い声を漏らしちゃった

ちょっとイきそうだった



「今はお前のお願いを
聞いてるだけだ
俺は譲歩してるんだけど?」
「わ、わかった…」



わかるし
おにぃのアレすごいし

今にも挿れられちゃうんじゃないかってさっきから気が気でない…

でも、信じてる
あたしはおにぃを信じてる

だから下とパンツを…脱いだ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ