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ふしだらと言わないで

第7章 ラブ・エッチ・スリル~あたしだけが特別な感情を~

自分が…
自分がどれほどふしだらか

思い知る夜になった

おにぃの感触が
肌と体にまとわりついて

忘れられない
きもちいのが残ってる

寝ようとすると思い起こされる

自分が何をされたのか…
熱くなって眠るどころじゃない



んっ…///



おにぃを恨んじゃう

彼氏に申し訳なくなりながら
あたしは夜な夜な枕を
甘ったるい息で押し殺して

彼氏を好きと言った口で体で…
えっちな吐息で鳴いて
ふしだらな快感に身をやつして


「イクッイっちゃうっ…ふぁっ///
………ん……はぁ…///」



クチュクチュクチュクチュ…

罪悪感にさいなまれながらも
一度だけじゃ足りなくて

すごく良くって

思い知るの
自分がどれだけエッチか―…






「…おはよ」

朝だ
あたしは浮かない

パパが声をかけて
あたしは平気と言った

ママにおはようをする
声は返らない



ママはもう
写真の中にしかいない

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