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ふしだらと言わないで

第3章 初めての恋の続き

 今カレは申し分ない男で
 私にはちょっともったいない

 ルックスもよく稼ぎもよく
 自信家で覇気があり
 私を守り、私に優しい
 男らしくて素敵な男性だ

 アッチも激しいから心配ないし



 いつの間にか返事が返っていた

 彼は私を疑わなかった
 なぜかそこで胸がチクリとする

 お互い社会人で残業や飲みで遅くなるのはしょっちゅうだから、意外とこんな風に彼にも隙が生まれる

 私は一人になりたい時につく嘘と同じだと自分に言い聞かせ、山積みの仕事に向き合った



 そして仕事を終え
 約束の飲みがやってくる

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