テキストサイズ

ふしだらと言わないで

第3章 初めての恋の続き

 不思議な気分だった

 高校の時引っ越して疎遠になった彼氏とお酒を飲み交わす

 考えてたわだかまりもなくて、気まずいどころか楽しくて、昔に帰った気分で軽快に飲めた



 今朝も思ったが、誠司は大人になって昔より男性的な顔つきになり、変わってないようで変わっていた

 性格はわりと昔のままで
 優しさや思いやりがあって

 でもその中にしっかり男性が潜んでてドキッとさせられる

 そのギャップと8年という隔たりが面白くて、陽気なお酒も手伝って私をお喋りにさせていた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ