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ふしだらと言わないで

第5章 慰み者の娘 2

 脱衣場は広いのだが、美姫はあえて隣にきていた



「友情か、勉強か、恋か
最近の中学校はすごいわよ
価値の低いセックスしまくり
ヤるのがセックスってバカかよ
とにかく学校なんて
したいやつだけ行けばいいじゃん」
「で、ですが…」
「わっかりやすぅ」



 幼くも、美貌がある
 顔を近づけられてよくわかる

 庶民などとは違う、美人

 恥ずかしくなる…



「学校行きたいわけ?
今頃なら双葉は中2だしね」
「あ、あの…美姫様…?」



 綺麗な指先が首をなぞる



「でも無理だから
あなたはね、うちの使用人なのよ
慰み者となって男の性欲をお世話する
毎日エッチ漬けで暮らすの
学校行って何したいのよ?
恋とか夢見れる立場?」



 私は恋を知ることもなく
 全てをすっ飛ばして
 セックスでお仕事している

 誰かを好きになるということに
 そんな人と、セックスすることに

 憧れていた…

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