エロマッサージ
第2章 第二章
高坂さんは私の秘部から顔を離すと、つぷ…と音を立ててゆっくり私の中に人差し指を挿入した。
Gスポを擦る指。
お互いの視線が絡み合う。
目尻から伝う快楽の涙は、高坂さんが舐めとってくれる。
「んっ…ぁ、高坂さ……ぁ、ん………」
出してはまた挿入し、その繰り返し。
(こんなの……セックスじゃない)
マッサージで、合ってるんだ…。
私だけが、快楽の海に沈んで…いく。
高坂さんはただ私に快楽を提供して、妖艶な瞳で私を惑わすだけ。
気持ちよさなんて感じていないんだろう。
(でも、)