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君のクラスで1時間

第2章 私の呼び名は『ひなこ』

でも彼は入学以来、告られまくってるはずなのに、全員振っている。


勉強一筋?!
タイプのラインが高い?

ゲイ?!


…男子に対してもかなりクールだと聞いているから、それも無いか…。



「返事は?!」


「っはい!!」



私は考え事にふけっていて、健人は私を不審そうに見下していた。



「小林、一安心だな?じゃ、家ではしっかり課題をこなせよ?」



なんて笑う先生を思わず睨んでしまった。

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