テキストサイズ

redcross

第1章 ツーショットダイヤル

携帯にツーショットダイヤルの番号を入れた。

0120-####-####

でも、その場でかける勇気がなかった…

その電話が私の人生、最大の過ちになるのをこの時の私は知らなかった。



ただ、誰でもいい。


私を知らない人なら…。


誰でもいい。

私を必要としてくれるなら…。


誰でもいい…。

私を普通の女子高生って思ってくれるなら。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ