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第4章 特別なオヤジ

私は響の車に乗った。

響は私にとって特別なオヤジ。

初めての人ってこともあるけど。

響は、他愛もない会話をするためにも電話をくれる。


他のオヤジはしたい時だけ。

気分が乗らないことも多く、響以外のオヤジは一回限りが多かった。


多分…。

響の目的もエッチじゃない気がした。

援交目的じゃなく、ただ相手してほしいだけ。

私と一緒の気がした。

でも、私も響も心のうちは明かさなかった。

やって金をもらう。

それが私たちの暗黙のルールだから。

私たちはいつもと違うホテルに入った。


いつものホテルは車のまま入れてそのまま人目に触れずに部屋に入るホテル。

今日のホテルは受付を済ませるタイプのホテルだった。

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