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第6章 響と海斗

ターゲットになりそうな奴がいたら計画通りに実行した。


最初は、家庭持ちのオヤジだった。

家族に援交がばれたくないから黙ってて欲しいと有り金を渡してくれた。


初めての報酬は八万円で、海斗とワリカンした。


私はオヤジが助けを求めたりする所は見ていないからか、罪悪感がなかった。

ただ海斗からもらった金を受けとるだけ。

ただオヤジを探すだけだった。

そんな生活を3ヶ月ほどしていた。

ツーショットダイヤルから出会い系にまで手を伸ばして…。

私は体を売ることはなくなっていた。


響は別として…。


響とは週に一回は必ず会っていた。

響と私は喫茶店で会った時のことには一切触れずにいた。

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