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redcross

第10章 闇

帰りにコンビニで小銭入れからたばこを買って、四年前俺が働いていた喫茶店に向かった。

ここのオーナーは今でも俺の面倒をみてくれた。

面会にも来てくれて、仕事も紹介してくれた。

住むところも用意してくれた。

オーナーが所有してる部屋にって言われたけどそこまでされるのは嫌で、でも出たばっかで、住むところも金もないから甘えることにした。

今でも梓と過ごした倉庫になっているライブハウスにも出入りしていた。

梓と居たここには、今はサトシとよくいる。

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