テキストサイズ

もっとキモチイイコトされちゃう!

第7章 バイト先で

なんとなく家に帰りたくなくて、バイトをすることにした


平日は毎日
ファミレスのウエイトレスのバイト


瑞希とどんな顔して会えばいいのかわからない


「よろしくね、高橋りくさん、俺、教育係の立花、バイトリーダーなんだ」
「よろしくお願いしますっ!」
「わからないことがあったらなんでも聞いてね」
「はい、ありがとうございます」


にっこりと微笑む立花さん
優しそうなすてきな人……

初日だったからつきっきりで教えてくれた


松浦先輩は女好きのひどい人だった
だけど、立花さんみたいな人だったら……


「忙しかったけど、疲れてない?」
「はい、大丈夫です、楽しかったです」
「そっか、良かった、りくちゃん、明日もがんばろうね」
「はい!」


りくちゃん、だって……



「なーにニヤニヤしてるんだよ?」
「瑞希っ!?」

バイトが終わって外に出たら、瑞希が待っていた

「……遅いから迎えにきた、お疲れさま、りく姉」
「あ、ありがとう、大丈夫なのに」
「……俺が心配なの!りく姉隙だらけなんだから!」
「隙だらけって何よ!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ