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もっとキモチイイコトされちゃう!

第10章 すれ違い

「瑞希!」
「……何」


思わず呼び止めたけど、何も言えない。

瑞希を独占する権利なんて無い。



「静かに、しなさいよね」
「あははっ、無理ぃ〜♪」



笑ってるのに瞳は冷たい。

瑞希はサッサと部屋に入って行く。





私も自分の部屋に行く。
制服を着替える。








「……んっ、はぁっ」



やだな、聞こえる。



「はぁんっ、あぁつ」



イヤ、瑞希……

こんなの聞きたくないのに……



女の子の甘い声
愛撫されてるだろう声が壁越しに聞こえる。



やだ、やだ……。



触ってほしくないよ、他の女の子を。




昨日あんなに優しかったのに、なんで?




瑞希の声も聞こえるけど、なんて言ってるのかわからない。

女の子の声が少しずつ苦しそうな声に変わる。



「はぁはぁっ、瑞希くんっ、もぉダメ、早くぅ!」



やだ、瑞希、他の女の子に挿入するの?
挿れてほしくないよ、瑞希……



いつの間にか下着が濡れている。

無意識に手があそこを弄ってしまう。


グチュグチュになってる。



「はああんっ、瑞希くんっ、すごいぃ〜」




指が中を掻き回す。

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