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おにいちゃんのおもちゃ

第24章 手に入れた失恋:兄

でも、1秒でもくっついていたくない。


「ユカ、そろそろ帰れよ、テストもあるんだし」
「テストじゃなくたってそうなんだからぁ!」
「……」
「でも今日は嬉しかったよ、春奈とまでしてたっていうのはさすがにひどいけど」


俺は自分の精液まみれのものをティッシュで拭く。


「でも、また、できるよね、H」
「気が向いたらな」
「んもうっ」


ユカは帰って行く。











テスト……か。
少しやっとくか。


子供の頃から勉強で苦労したことはない。
少し勉強すれば上位だし。
わからない奴らってどれだけバカなんだ。


美砂も勉強苦手なんだよな。
困ったやつだ。
まあ、その分可愛さがあるんだろうな。


美砂か。


美砂に興味がなくなったわけじゃない。
かわいいと思う。
子供じゃなければ迷わずヤってる。
妹でも。


でも、今は時子が俺の頭を占めている。


それでいいんだ。
美砂は実の妹。
妹をヤりたいとか考えてる方が異常。


これでいい。
これでいいはずだ。


時子だって身体は俺のものなんだ。
心だってそのうち手に入る。

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