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おにいちゃんのおもちゃ

第24章 手に入れた失恋:兄

けっこうマジメな勉強会になってきたぞ。


時子に教えながら、身体を寄せて耳に囁く。
時子は勉強に夢中で距離が近いことに気付かない。
集中しているのだろう。


この集中力だからセックスでもあんなに乱れるのか。


透き通る白い肌。
シャンプーの香り。


肩に腕を回して教える。


「き、公彦さん……」


問題を終えるまで、太腿を撫でていると、さすがに時子も気付く。


「図書館でこんな……いやらしいです」


時子の顔は赤く、瞳は潤んでいる。


「勉強教えてるだけだよ、やらしいのは時子だ」
「そ……ですね、私、いやらしいですよね」


時子は欲情しているのか。


俺は周りにばれないようにそっとスカートに手を入れる。
時子は徐々に息が荒くなっている。


ゆっくりと手を伸ばす。
時子のパンツの中へ。


「……濡れてる」
「……っ」
「勉強してたのに、こんな場所で感じたんだ」
「はい……」
「いやらしい時子」
「……」


時子が頷く。
囁きながら時子の中に指を入れる。


じわりと溢れる愛液。


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