テキストサイズ

おにいちゃんのおもちゃ

第34章 代用品:兄

「だから……」
「……」


美花が頷く。


俺は美花の手を握って席を立つ。
人目がない場所ならどこでもヤる。
家に連れてきたことは1度も無い。
なんとなく、な。


「あっあっ、ダメぇ」


美花も喜んでる。
そんなエロいとこも好きだ。


今日は路地裏でセックス。
カフェの裏はいい感じに薄暗い。
店員が来ないか少しヒヤヒヤしたが、そのことを美花に囁いてやると中が締まってドロドロになる。








路地裏から手を繋いで出る。


ちょうど、スーパーで買い物したらしい美砂と目が合う。


「おにいちゃん」
「美砂」


美花の手が離れる。


「……うそでしょ」
「……」


あ、ヤバい?







美花の顔は真っ青だった。








ストーリーメニュー

TOPTOPへ