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もう1度好きになってもいいですか?

第4章 ふたりの過去

「…そう。なら、いいんだけど。そういえば、昨日の放課後、本橋くん、部活来なかったのよ。なんで、だろうね。やっぱり、杏の言葉が効いたのかなぁ。」

『え!じゅ…本橋、来てないの⁇』


昨日言ったこと、えっと…

『…戻ってよ、昔の純に。元に戻って!』

昨日の風景がフラッシュバックする。


『やっぱ、言い過ぎたかなぁ』

「ん?え?なんか言った?」

『ううん。なんでもないよ。』


謝ろう!

きっと、あたしの言葉に傷付いちゃったんだ。

よしっ!

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