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もう1度好きになってもいいですか?

第4章 ふたりの過去

あたしはおそるおそる音が聞こえる場所まで、足を進めた。

「…んああっ…はああぁぁぁんっ…もっだめっ…イっく…イくよぉぉぉぉ…じゅんっぺいくんっ…イっちゃうぅぅぅ!」

純平⁉︎

「くっ」

「…はあはぁ…今日もよかったぁ…また、抱いてね♡」

「あぁ。礼香もな……おい。覗いてないで出てこいよ。
お前もちょっと会わなかっただけで、趣味悪くなったな。」

あたしは2人の前へ出た。

よかった。服着てる。

『…わかってるなら、そ、そういうこと、やらないでよ。』

突然、礼香という女が立ち上がり、あたしの頬を撫でた。

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